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インドネシアが首都移転かも!世界の首都移転の実例を調査 [ニュース]

いつもいつもスペイン語の慣用句紹介では面白くないので…

今日は久しぶりに気になったニュースを紹介します。


大体いつも国際ニュースを見ているのですが、最近は韓国関連のものばかりですね。
文大統領が強気に日本を批判したとか、トーンダウンしたとか…。
歴史的背景や国民感情があって難しいですが、なんとか隣国同士仲良くできないものですかね~。


とはいえ、世界中で隣国というのは大体仲が悪いものです。
アメリカとメキシコ(壁を立てています)、イギリスとフランス(百年戦争)、
中国と台湾(国として認めていない)、イランとサウジアラビア(国交断絶中)
インドとパキスタン(宗教対立、核兵器で牽制)、ブラジルとアルゼンチン(サッカーの因縁対決)
などなど…

隣国というのはどこも、何か鼻につくような存在なのかもしれませんね。
そんな生易しい言葉で片付けられないところも多いですが…。

さて、今日はそんなネガティブな話題ではなく、

紹介したいのはこちらのニュースです。

インドネシア大統領が首都移転を正式に議会に提案
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6333542


首都移転なんてそうそうあるものではないですから、
なんとなくわくわくする反面、いろいろ問題が起きそう…という気がします。

日本でもたまーに聞く「首都機能移転」ですが、世界ではどんな例があるのかについても、少し調べてみました。

021-national-flag.jpg

●インドネシア首都移転案の背景

インドネシアの現在の首都といえば、ジャワ島のジャカルタです。

このジャカルタの人口密度が急激に上がっていることが、首都移転の要因だそうです。

インドネシアは言ったことがないですが、イメージとしてはリゾート地として有名なバリ島とか、
デヴィ夫人とか、世界最大のイスラム教徒人口を持つ国、とかですね。

インドネシアは人口の8~9割がイスラム教徒のようですが、
人口のほぼ100%がイスラム教徒であろう中東の国々よりも多いのですから、
人口は多いのでしょう…

と思って調べてみると、インドネシアの人口は世界第4位でした!

知らなかった…。

1位はもちろん中国、2位インド、3位アメリカに続く順位です。

面積は世界で14位と、なかなか上位ですが、小さな島が多い国なので
都市部に人口が密集してしまうのかもしれません。

インドネシアの独立記念日の前日である2019年8月16日、
インドネシアの大統領ジョコ・ウィドド氏は、ジャワ島にある首都ジャカルタを
カリマンタン島に移転することを議会での所信表明演説で正式に提案したそうです。

まだ、カリマンタン島のどこに移転するかなど、具体的なことは決まっていません。

カリマンタン島というのは、英語だと「ボルネオ島」と呼ばれ、
北部の3分の1くらいはマレーシアの領土、さらにそのなかにブルネイ王国があるという不思議な島です。

赤道直下のため、メルカトル図法の地図だと小さく見えますが、
面積は日本全土の約2倍もあります。

本当に首都が移転するとなれば、世界中の教科書、資料などを書きかえる必要が出てきますね。



●世界の首都移転

世界的に見て、首都が移転された例はどのくらいあるのか、少し調査してみました。

日本でも、歴史の授業で習う「遷都」などで
平城京、平安京、鎌倉、京都、江戸(東京)と、
政治の中心は移ってきましたよね。

遷都というのは首都全体の移転ですが、
「首都機能移転」というのは首都の機能を一部(国会のみなど)を移転することも含むそうです。

世界での最近の首都機能移転の例としては、このようなものがありました。


・ドイツ
1999年にボンからベルリンに、連邦議会・連邦参議院・大統領府など、10の連邦省庁が移転。
1990年に東西ドイツが統一され、西ドイツの首都だったボンからベルリンに首都機能が移転しました。


・ブラジル
1960年、リオデジャネイロからブラジリアに首都が移転。
リオデジャネイロのほうが有名なので首都と勘違いしがちですが、ブラジリアが首都になってから70年近くたっているのですね。


・マレーシア
1999年、クアラルンプールから首都機能の一部を近郊のプトラジャヤに移転。
クアラルンプールへの人口密集が要因だったようです。


さすがに、あまり多くはないですね。

ドイツは、確かにそんなニュースがあったような…と思いました。

東西ドイツで国が分断され、首都も2つあったわけですから、移転は必要だったのでしょう。

また、現在進行中のものとして、エジプトでは首都カイロの東に新首都の建設が
シーシー大統領によって着々と進められているそうです。

まだ新首都の名前は決まっていないそうですが、2020年末には大統領府などが移転する計画なのだそうです。


日本でも、東京への人口集中や、災害時の首都機能停止の可能性があるため
首都機能移転の議論は持ち上がることがありますよね。

確かに、地方はどんどん人口が減っていくのに、東京は人口がさらに密集、
満員電車に多くの人が揺られている現状を打開するには、良い策かもしれません。

しかし簡単にできることではありません。
エジプトの新首都建設は、軍出身のシーシー大統領が懐疑的な見方を抑えて
政治生命を賭けて推進しているそうです。

インドネシアの移転はまだまだこれからですが、
実現が近づいてくれば、私たち日本人にも参考になる点がたくさんあるかもしれませんね。


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Con la soga al cuelloの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。

他のスペイン語の慣用句はこちら
まだまだ少ないですが、随時更新中です!

今回は"Con la soga al cuello"という表現。

直訳の意味は、「首に縄がある」です。

怖そうな言葉ですが、意味も大体想像通りだと思います・・・。


Conは「~と」というような意味の動詞。英語の「with」と同じです。
 ここでは縄が首と一緒にある、というような表現になります。
Laは、これまでも出ていますが、
英語の「the」と同じように使われる冠詞で、女性名詞用です。
 後の単語「soga」は女性名詞なので「la」をつけます。
 後の単語が男性名詞の場合は「el」を使うことになります。
Sogaは「縄」「ロープ」という意味の単語。
alは「a」と「el」がつながった単語です。
 「a」は英語の「to」と同じで、「~に」という意味です。
 「el」は上の「la」と同じ冠詞ですが、男性名詞の前で使います。
 後の「cuello」は男性名詞なので「el」を使います。
 文法的に「a el」と連続するときは「al」と変わります。
 始めは慣れないかもしれませんが、なぜこうするのかというと、
 多分単純に言いやすいからだと思います(笑)
Cuelloは「首」という意味の単語です。


では、Con la soga al cuelloの意味は・・・

絶体絶命」「とてもまずい状況」というような意味です。

TenerやEstarといった動詞と使われることが多いです。
Tenerは「持つ」「保持する」というような意味の動詞。
Estarは英語の「be」動詞です。
※ もうおなじみかもしれませんが、スペイン語は
 「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。


例文:
Mañana tengo examen pero no estudié nada. ¡Estoy con la soga al cuello!
→明日は試験だけど何も勉強していない。もうだめだ!

Creo que mi jefe quiere despedirme. Siento que tengo la soga al cuello.
→上司は私を解雇しようとしていると思う。首に縄をかけられている気分だ。


由来は、昔犯罪者が死刑になるとき、縄で首を吊られていたからです。

以前にも同じような意味で、Estar entre la espada y la paredという慣用句がありましたよね。
こちらは、「剣で壁に追いやられているような気分」という表現でした。

やはり、絶体絶命のピンチ、という状況を示す表現は、ちょっと物騒なものが多いですね。


グアナフアト大学、メキシコ・グアナフアトにて
UdeGuanajuato.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://forum.wordreference.com/threads/tener-la-soga-al-cuello.1071933/
https://sigificadoyorigen.wordpress.com/2010/04/19/con-la-soga-al-cuello/

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スペイン語の慣用句・ことわざの意味、由来、例文のまとめ [言語]

これまで紹介してきたスペイン語の慣用句とことわざがけっこう溜まってきました。

そこで、
スペイン語の慣用句・ことわざのまとめページを作ってみました。

このページを見て、「おもしろい!」とか「なんでそんな意味なの??」と思ったら、
そのページに飛んでみてください!


現在紹介している慣用句・ことわざは20個です。
これからもまだまだ更新していく予定です。



[New!] En boca cerrada no entran moscas
⇒直訳:「口を閉じていればハエが入ることはない」
⇒意味:「口は災いの元」


[New!] Contigo, pan y cebolla
⇒直訳:「あなたと、パンと玉ねぎ」
⇒意味:「真実の愛」


[New!] Estar piripi
⇒意味:「ちょっと酔っ払っている」


Tener sangre azul
⇒直訳:「青い血を持つ」
⇒意味:「高貴な家系の人」


Buscar el príncipe azul
⇒直訳:「青い王子様を探す」
⇒意味:「完璧な男性を探す」


Estar entre la espada y la pared
⇒直訳:「剣と壁の間に」
⇒意味:「絶体絶命」


Meter la pata
⇒直訳:「足を入れる、足を突っ込む」
⇒意味:「失敗する」「失言をする」


Ser del año de la pera
⇒直訳:「梨の年齢である」
⇒意味:「古い」、「時代遅れ」、「年配の方」


Ir al grano
⇒直訳:「粒に行く」
⇒意味:「本題に入る」「核心を突く」


Estar como una cabra
⇒直訳:「ヤギのよう」
⇒意味:「おかしい」「ちょっと変」「エキセントリック」


Ser pan comido
⇒直訳:「食べられたパンである」
⇒意味:「とても簡単」


Rizar el rizo
⇒直訳:「曲がっているものを曲げる」
⇒意味:「良いものをさらに良くする」「複雑なものをもっと複雑にする」


No tener pelos en la lengua
⇒直訳:「舌に毛が生えていない」
⇒意味:「歯に衣着せぬ」


De labios para afuera
⇒直訳:「くちびるから外に」
⇒意味:「口先だけ」


Tirar la casa por la ventana
⇒直訳:「窓から家を投げ捨てる」
⇒意味:「金に糸目を付けない」


Estar frito
⇒直訳:「フライにされている(揚げられている)」
⇒意味:「窮地に立たされる、絶望的」、「飽きてしまう」、「寝てしまう」、「うんざりする」


Tener la espina clavada
⇒直訳:「刺さったトゲがある」
⇒意味:「悩みの種がある」「心にしこりが残る」


Empezar la casa por el tejado
⇒直訳:「家を屋根から始める」
⇒意味:「順番がめちゃくちゃ」


Estar hecho un ají
⇒直訳:「トウガラシになる」
⇒意味:「激怒する」


Ser uña y carne
⇒直訳:「爪と肉」
⇒意味:「とても仲が良い」


スペイン語の読み方なんかもまとめていますので、興味のある方は読んでみてください。

すぐにスペイン語が読めるようになりますよ!




ピピラの像、メキシコ・グアナフアト
pipila-guanajuato.jpg
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En boca cerrada no entran moscasの意味、由来、例文 [スペイン語のことわざ]

今回もスペイン語のことわざ紹介です。

今まで紹介したスペイン語の慣用句はこちら
随時更新しています。


今回のことわざは、"En boca cerrada no entran moscas"です。

そのままの意味だと、「口を閉じていればハエが入ることはない(?)」です。

口に関する、よく使うことわざは、日本語にもありますよね!

少し長いので丁寧に解説しようと思います。

Enは英語の「in」と同じで、「~の中に」という単語です。口の中に、ということです。
Bocaは、「くち」です。
Cerradaは、動詞Cerrar「閉じる」の過去分詞で「閉じた」「閉じられた」という意味。
En boca cerrada で、「閉じた口には」というひとかたまりになります。

Noは、否定形です。スペイン語では、「いいえ」も「no」ですが、英語の文章中に「not」とか「don't」とか「doesn't」とかになる場合も「no」を使えばオーケーです。
Entranは、動詞Entrar「入る」が変化した形で、訳す場合は単純に「入る」で良いですが、前に「no」が付いているので、「入らない」という意味になります。
Moscasは、ハエなどの虫をさします。

では、En boca cerrada no entran moscasの意味は...

そう、「口は災いの元」です。

言わなくても良いことは言わない方がよい、ということわざですね。

この表現の由来は定かではないようですが、14世紀には既にスペインで使われていた記録があるそうです。

コロンブスによるアメリカ大陸発見は15世紀の1492年ですから、中南米の国々でスペイン語が使われるようになるはるか以前ということになりますね。


実は他にも、Por la boca muere el pezという同じ意味のことわざもあります。

これは、「魚は口が理由で死ぬ」という少し可哀想な表現ですが、
えさを求めて口を開いて噛みつくと、釣り人に釣られてしまう、ということからです。


例文:
No digas mentiras. En boca cerrada no entran moscas.
→嘘をついてはいけないよ。口は災いの元だから。



グアテマラ、アティトラン湖に沈む家
atitlan2-guatemala.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.significados.com/en-boca-cerrada-no-entran-moscas/
http://www.quesignifica.org/en-boca-cerrada-no-entran-moscas/

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Contigo, pan y cebollaの意味、由来、例文 [スペイン語のことわざ]

今回はスペイン語の慣用句というよりは、ことわざのような表現を紹介します。

今まで紹介しているスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です。


今回は"Contigo, pan y cebolla"ということわざです。

そのままの意味だと、「あなたと、パンと玉ねぎ(?)」です。

また、pan=パンが出てきました。なんだか家庭的なことわざですよね。

Contigoは「あなたと」という意味で、英語の「with you」を一単語にした言葉です。
Panは、そのまま「パン」です。英語では「Bread」なので、アメリカで「パン」と言っても全く通じませんが、スペイン語圏で「パン」と言えば通じますよ。
yは、「と」。英語の「and」と同じです。
Cebollaは、「玉ねぎ」のことです。

では、Contigo, pan y cebollaはどういう意味でしょう?

これは「真実の愛」のような意味です。

本当に愛し合っている人となら、パンと玉ねぎだけの質素な生活でも大丈夫、というロマンチックなことわざなのです。

結婚式で、「健やかなるときも、病めるときも、富めるときも、貧しいときも・・・」のようなことを神父さんが言いますよね。
まさにそのような意味です。



不勉強で知らなかったのですが、調べてみると日本語でも「手鍋下げても(提げても)」という慣用句があるそうです。

「手鍋を下げる」というのは「炊事をする」という意味で、
「愛している人のためなら自分で炊事をする苦労もいとわない」という意味です。

お手伝いさんなどにやらせることなく自分で炊事する、ということです。

今の時代では、お手伝いさんを雇っている人はほとんどいないでしょうから、なんとなく普通のことのようにも思えてしまいますが・・・

かつては便利な家電などがなく、家族総出で炊事をしていましたから、もしそれをたった一人でやっていくとすれば相当な覚悟が必要だったということでしょう。


グアテマラ・シティ、改革者の塔(Torre del Reformador)
torredelreformador-guatemala.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://cvc.cervantes.es/lengua/refranero/ficha.aspx?Par=58378&Lng=0
https://breadandonions.net/?p=2172

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Estar piripiの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

お久しぶりです。今日もスペイン語の慣用句の紹介です。

他のスペイン語の慣用句はこちら

今日は、慣用句と言うより、ほぼ単語といえるかもしれません。

今日の表現は、"Estar piripi"。

発音は、Estarの「a」と、piripiの二つ目のiにアクセントがあり、
エスール ピーピ
というような感じです。

Estarはおなじみ、英語の「be」動詞です。
※ スペイン語は「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
Piripiは、「少し酔っ払っている」という意味です。


なので、そのままですが、Estar piripiの意味は・・・

ちょっと酔っ払っている」です。


発音が、日本語の若者言葉「パリピ」に似ているので、おもしろいですよね。
「パリピ」は英語の「Party People」⇒「パーリーピーポー」を略したものですが、
もちろん英語圏で言っても通じません。

ですが、スペイン語の「piripi」と発音も意味(?)も似ているのは、
なんとなく言語の面白さを感じませんか?(笑)


ただ、この表現のポイントは「ちょっと」の部分です。

つまり、Estar piripiは、完全に酔っ払っているわけではないのです。

日本語で言うと「ほろ酔い」のような感じでしょうか。


例文:
Con una copa de vino ya estoy piripi.
→ワインを一杯飲んだだけでほろ酔い気分だ。

Anoche estaba piripi y dije muchas tonterías.
→昨晩はちょっと寄っていて、冗談をたくさん言ってしまった。



口づけの小径(Callejón del Beso)、メキシコ・グアナフアト
callejondebeso.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://forum.wordreference.com/threads/estar-piripi.1211174/
https://es.thefreedictionary.com/piripi
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Tener sangre azul, Buscar el príncipe azulの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。
色を使ったシンプルで面白い慣用句です。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です!

今回は"Tener sangre azul"という表現。

そのままの意味だと、「青い血を持つ」ですが、どんな意味でしょうか・・・。
宇宙人??と思ってしまいますが、違います(笑)

Tenerは「持つ」「保持する」というような意味の動詞。
Sangreは「血」。
Azulは色の「青」です。

では、Tener sangre azulとはどういう意味なのか?

なんと、「高貴な家系の人」という意味です。

なぜ「血が青い」と「高貴な家系」、という意味になるのか?

由来には諸説あるようです。
一説は、農民などの一般人が外で働くのに対して、高貴な家系の者は屋内にいたり、日傘をさしていたため、肌が白く、静脈の青色が透けて見えたため、という説です。
もう一つの説は、高貴な人の気高さを空の色に例えて言ったという説です。

由来を聞くとなるほど、と思うかもしれませんが、日本語で「青い血」なんて言うとちょっと気味が悪い気がしてしまいますよね。

高貴な家系と、良い意味で使うこともあると思いますが、現代では、お金持ちでちょっと鼻につくような、ネガティブな意味でこの慣用句が使われることが多いと思います。


関連する表現として、「"Buscar el príncipe azul"」というものがあります。

Buscarは「探す」という動詞。
elは英語の「the」と同じように使われる冠詞で、男性名詞の前で使います。
Príncipeは「王子様」。英語のPrinceと同じ意味です。
Azulは先ほども出てきた「青」。

青い王子様を探す」という直訳になりますが、
その意味は「完璧な男性を探す」という意味です。

青い血を持つ王子様ということで、日本語で言う「白馬の王子様」のような意味になるわけです。


例文:
Ella busca el el príncipe azul por muchos años.
→彼女はもう何年も完璧な男性を探している。

¿Por qué no quieres comer en un restaurante barato? ¿Tienes sangre azul?
→安いレストランで外食したくないなんて、君は高貴な家の人なのかい?



メキシコ、グアナファト
TeatroJuarez.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://culturizando.com/se-dice-los-reyes-tienen-sangre-azul/
https://blogs.20minutos.es/yaestaellistoquetodolosabe/tag/tener-la-sangre-azul/
https://www.happylanguages.co.uk/spanish-idiom-tener-sangre-azul/
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Estar entre la espada y la paredの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句の紹介です。

他のスペイン語の慣用句はこちら
慣用句は探せばいくらでもありますね~。

今日の表現は、"Estar entre la espada y la pared"。
スペイン語で使われる慣用句です。

文字通りの意味だと、「剣と壁の間に」です。

ここからでも、なんとなく意味がわかるかも・・・?

Estarは英語の「be」動詞です。
※ もうおなじみかもしれませんが、スペイン語は
 「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
Entreは英語の「between」と同じで、「間に」という意味の単語です。
Laは英語の「the」と同じで、女性名詞用の冠詞です。
 後の単語が女性名詞なら「La」、男性名詞なら「El」を使うと決まっています。
Espadaは「剣」という意味の女性名詞。
Paredは「壁」という意味の女性名詞です。
 剣なんていかにも男性名詞になりそうなものですが、女性名詞なのです。
 どんな単語が女性名詞で、どんな単語が男性名詞になるのかは、ほぼランダムだと思います。
 ある程度のルールがあるかもしれませんが、暗記してしまった方が早い気がします。
 「-a」で終わる単語はほとんど女性名詞で、「-o」で終わる単語はほとんど男性名詞です。
 (ほとんどと言っているのは、例外もあるからです・・・。)

では、Estar entre la espada y la paredはどういう意味なのでしょうか?

絶体絶命」、「とても難しい状況」というような意味です。


説明なしでも、なんとなく状況はわかるかもしれませんね。

由来は、剣を使った決闘で劣勢に立たされて後退し、後ろには壁があるところまで追い詰められ、前には相手の剣が迫っている、という状況からです。

中世のヨーロッパらしい慣用句ですよね。


例文:
Mi esposa se enoja si llego tarde después del trabajo… y mi jefe dice que hoy tengo que trabajar una hora más. ¡Estoy entre la espada y la pared!
→私の夫は帰りが遅いと怒ってしまう・・・。でも今日は上司に遅くまで働くよう言われている。どうすればいいのでしょう!


日本では似たような状況を表す「背水の陣」という言葉がありますよね。

ただ、背水の陣は難しい状況であることに加えて、目前の困難に立ち向かう覚悟も意味に含んでいます。

「Estar entre la espada y la pared」は、逃げ場のない状況だが、目前の剣に立ち向かっていこう、という意味はあまりなく、「どうすればいいんだ」というように使うことが多いです。

こう考えると「背水の陣」という言葉は日本の武士道精神のようなものが感じられる表現といえますね。


南米グアテマラ、アンティグア
antigua-guatemala.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.academia.andaluza.net/practicar/estar-entre-la-espada-y-la-pared/
https://www.ui1.es/blog-ui1/del-dicho-al-hecho-historico-de-donde-viene-la-expresion-entre-la-espada-y-la-pared

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Meter la pataの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新しています。


今回は"Meter la pata"という言葉。
体の部位を使った慣用句です。

文字通りの意味だと、「足を入れる、足を突っ込む」。

なんとな~く、わかるかも・・・という感じではないでしょうか。

Meterは「入れる」という意味の動詞。
Laは英語の「the」と同じで、女性名詞用の冠詞です。
Pataは「足」という意味。これが女性名詞なので、前の「la」は女性名詞用の冠詞になっています。


では、Meter la pataはどういう意味なのでしょうか?

これは、
失敗する」「失言をする」という意味です。

例文:
He metido la pata con Pedro. Le he preguntado cómo estaba su perro y resulta que murió la semana pasada.
→ペドロとの会話で失敗してしまった。彼の犬が元気か聞いたら、先週亡くなっていたそうだ。


この表現の由来は、いくつか説があります。

わかりやすい説は、動物が狩りの罠に引っかかることを示していて、足を踏み入れると作動する罠にはまると捕まってしまうことから来ているというものです。

もう一つ、興味深い説は、「Mentar a Pateta」という全く別の表現がなまって、言いやすくなったのが「Meter la pata」であるというものです。Mentarは「言及する」、「a」は「~に」、Patetaはスペインの口語で「悪魔」を表す方言です。つまり「Mentar a Pateta」は「悪魔の名を言う」というような表現で、なにか悪いことをしてしまう、という雰囲気は十分ですね・・・。


日本語でも、「足を洗う」「首を突っ込む」など、体の部位を使った慣用句は多いですよね。

ちなみに、同じ意味で「Meter la gamba」と言う人もいます。Gambaとは、エビ。
こちらの由来は、はっきりしていません(笑)


メキシコ、ケレタロの寺院
SantaCruz-Queretaro.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://blogs.20minutos.es/yaestaellistoquetodolosabe/cual-es-el-origen-de-la-expresion-meter-la-pata/
https://www.spanishcoursespain-valencia.com/meter-la-pata/
http://hablaele.com/?p=2395

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Ser del año de la peraの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介。
食べ物を使った、面白い表現です。

どの言語でも食べ物を使った慣用句は多いですよね。
(棚からぼた餅:たなぼた、朝飯前、油を売る、などなど・・・)

スペイン語でも、この前紹介したSer pan comidoや、Ir al granoがあります。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です。


今回の表現は、"Ser del año de la pera"というもの。

直訳は、「梨の年齢である(?)」。

これは難解ですね・・・。

意味は分からなくても、スペインでも梨を食べるということはわかりますね(笑)
日本の梨とは少し違う洋梨ですが。

Ser del año de la peraの意味は・・・

古い」、「時代遅れ」、「年配の方」などという意味です!

由来は下のほうで・・・。
今回は長めの慣用句ですが、それぞれの単語は難しくないので、ひとつひとつ見ていきましょう。

Serは英語の「be」動詞です。
※ もうおなじみかもしれませんが、スペイン語は
 「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
delは「de」と「el」がつながった単語です。
 「de」は英語の「of」「from」と同じで、ここでは「of」「~の」という意味です。
 「el」は英語の「the」と同じように使われる冠詞で、男性名詞の前で使います。
 後の「año」は男性名詞なので「el」を使います。
 文法的に「de el」と連続するときは「del」と変わります。
 Ir al granoの「al」と同じです。
 「de el」よりも「del」とつなげたほうが言いやすいですよね。
Añoは、「年」「年齢」という意味。
 発音は「ñ」があるので「アニョ」です。参考:スペイン語の読み方
laは、上の「del」の中の「el」と対をなす冠詞。
 英語の「the」と同じですが、女性名詞の前で使います。
 後の「pera」は女性名詞なので「la」を使います。
Peraは「梨」です。英語の「Pear」と似ていますよね。


例文①:
Esa canción es del año de la pera.
→その歌はとても古い。

例文②:
No te pongas esa camisa. ¡Es del año de la pera!
→そのシャツを着ないほうがいいよ。とても時代遅れだ!


この表現はスペイン語圏でよく使われていますが、由来ははっきりとわかっていないようです。

なぜ「りんごの年」などではなく「梨の年」なのか?

一説によると、元々は“del año de la polca”と言っていたのが変化したのが由来と言われています。

Polca=ポルカは、聞いたことがある方もいると思いますが、チェコのボヘミア地方のダンスです。
1830~1840年ごろにヨーロッパで大流行し、スペインにも広まっていました。
その後、はやりが廃れると、古いものに対して
“del año de la polca”=「ポルカの時代のものだ」
と言うようになり、それがなまって“del año de la pera”となったと言われています。


メキシコ・グアナファトの壁画 アロンディガ・デ・グラナディータス(Alhóndiga de Granaditas)
Alhondiga.jpg

参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.happylanguages.co.uk/ser-del-ano-de-la-pera-in-spanish/
http://www.cuandoerachamo.com/el-ano-de-la-pera

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