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Rizar el rizoの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

スペイン語の慣用句を紹介します。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です!


"Rizar el rizo"って聞いたことありますか?
スペイン語で使われる慣用句です。

そのまま読むと、「曲がっているものを曲げる」というような感じでしょうか。

Rizarは「曲げる」「カールさせる」というような意味の動詞。
Rizoは「曲げたもの」「カール」「水面のさざ波」といった意味があります。

例えば、髪の毛をカールさせる、とか、飛行機の曲芸飛行で輪を描く、といった表現で使われます。
Ella siempre riza el cabello de su hermana menor con un rizador.
→彼女はいつも妹の髪をヘアアイロンでカールさせる。
El piloto hizo un rizo por su avión.
→パイロットは飛行機で輪を描いた。

では、Rizar el rizoとはどういう意味でしょうか?

実は主に二つの意味で使われることが多いです。

1. 何かを成し遂げて良いものをさらに良くすること。
2. 複雑なものをもっと複雑にしてしまうこと。

曲がっているものを曲げる、
つまり、極端なことをするという感じはわかりやすいですね。
しかし、良い意味と悪い意味の両方があるのは面白いですね。

1番目の意味は、英語の"To top it off"とほとんど同じです。
すでに結果を出している人がもっとすごい結果を出したり、評価されるような時に使います。
例文:
Leonardo DiCaprio recibió el Óscar para rizar el riso en su profesión de actor.
→レオナルド・ディカプリオはアカデミー賞を受賞したことで役者人生の成功をより大きなものにした。

2番目のほうは、ちょっとネガティブな意味で使います。
必要以上に複雑に考えて混乱してしまう、大げさにしてしまう、というような感じでしょうか。
例文:
Ir al abogado por una pelea pequeña es rizar el rizo.
→ちょっとした口げんかで弁護士を呼ぶのは大げさだ。

実はもう一つ意味があり、英語のLoop-the-loopと同じです。
これは、上のrizoの例文でも使ってしまいましたが、曲芸飛行でループを描く技のことです。


同じ慣用句でほぼ正反対の意味があるのは困りそうですね。
やはりそこは文脈や、会話なら言い方などから意味を読み取るしかないですね。

会話の中でさらっと使えたらかっこいいと思います!



グアテマラ、アティトラン湖
atitlan-guatemala.jpg



参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.academia.andaluza.net/practicar/la-frase-de-la-semana/significa-la-expresion-rizar-rizo/
https://expresionesyrefranes.com/2007/07/19/rizar-el-rizo/
https://fraseomania.blogspot.com/2017/02/rizar-el-rizo.html


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No tener pelos en la lenguaの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。

他のスペイン語の慣用句はこちら
まだまだ少ないですが、随時更新中です!

今回は"No tener pelos en la lengua"という表現。

そのままの意味だと、「舌に毛が生えていない」ですが、これだと意味がわかりません・・・。

Tenerは「持つ」「保持する」というような意味の動詞。
Pelo (複数形pelos)は「髪」「毛」という意味。
Enは英語の「in」「on」と同じ。
Laは英語の「the」と同じで、女性名詞用の冠詞です。
Lenguaは「舌」。


では、No tener pelos en la lenguaとはどういう意味なのか?

ズバリ、「歯に衣着せぬ」です。

つまり、物事を遠慮なくハッキリ言うことですね。

例文:
Él no tiene pelos en la lengua.
→彼ははっきりものを言う人だ。

Esta sopa es horrible. Lo siento si soy muy sincero, pero yo no tengo pelos en la lengua.
→このスープはとても不味い。正直に言いすぎていたら申し訳ないが、私ははっきりものを言う人間なので。


なぜ「舌に毛がない」とはっきり物を言う、という意味になるのか?

由来には諸説あるようですが、舌に毛があったらしゃべりにくいからだと思われます(笑)
実際、"Tener pelos en la lengua" (舌に毛がある)で、口数の少ない人、という使い方もあるようです。
私は聞いたことがないのですが、スペイン語圏は広いので、そのような使い方をする国や地域があるのかもしれませんね。


私たちが使う日本語の「歯に衣着せぬ」も、実際に歯に衣を着せるわけではないですから、慣用句というのはそういうもの、ということですね(笑)


似たような慣用句として、

"No cortarse ni un pelo."

があります。

こちらもはっきりものを言うという意味ですが、
No tener pelos en la lengua
が、周りがどう思うか気に留めずにズバリ言う、というような「歯に衣着せぬ」と近い意味で使われるのに対して、
No cortarse ni un pelo
は、恥ずかしがらずに何でも言うことができる、という意味で多く使われる慣用句です。


メキシコ、グアナファト
TeatroJuarez.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://sigificadoyorigen.wordpress.com/2010/05/10/no-tener-pelos-en-la-lengua/
https://www.citylifemadrid.com/odd-spanish-expressions-no-tener-pelos-en-la-lengua/
https://www.academia.andaluza.net/practicar/no-tener-pelos-en-la-lengua/


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De labios para afueraの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

スペイン語の慣用句の紹介です。

他のスペイン語の慣用句はこちら
慣用句は探せばいくらでもありますね~。

"De labios para afuera"という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
スペイン語で使われる慣用句です。

文字通りの意味だと、「くちびるから外に」。

勘の鋭い人はなんとなく意味がわかるかも・・・?しかしこれだけではわからないと思います。

Deは英語の「from」「of」のように使われる単語です。
Labiosは「くちびる」という意味。
Paraは英語の「for」「to」のように使われます。
Afueraは「外」。

では、De labios para afueraはどういう意味なのでしょうか?

口先だけ」というような意味です。

真実でない、心から言っていない、という意味で、表現も意味も日本語の「口先だけ」と似ていますよね。

由来は、口だけで話していて、心や本当の考えがこもっていない、という表現からです。

リップサービスや、言うつもりがなかったことを言う、という場合にも使えます。

この表現は多くのバリエーションがあり、

De los labios para fuera. (afueraではなくfuera. 意味は同じ)

De los dientes para afuera. (Labios: くちびるではなく、Dientes: 歯)

De la boca para afuera. (Labios: くちびるではなく、Boca: くち)

などがあります。

歯を使った表現は、日本人からするとちょっとおもしろいですね。


例文:
Él dice de los labios para afuera.
→彼は口先だけで話している。

Lo dijo de labios para fuera cuando dijo que el producto era bueno.
→良い商品だと言ったのは彼のリップサービスだった。



南米グアテマラ、アンティグア
antigua-guatemala.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://diccionario.reverso.net/espanol-definiciones/de+labios+para+afuera
https://www.linguee.com/spanish-english/translation/de+labios+para+afuera.html
https://spanishskulduggery.tumblr.com/post/84421487362/idiomatic-expressions-de-labios-para-afuera


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Tirar la casa por la ventanaの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]


今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です!


"Tirar la casa por la ventana"という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

文字通りの意味だと、「窓から家を投げ捨てる」!

これは意味がわかりません・・・。

Tirarは「捨てる」「投げる」という意味の動詞。
Laは英語の「the」と同じで、女性名詞用の冠詞です。
Casaは「家」という意味。
Porは英語の「for」「by」「through」のように使われます。
Ventanaは「窓」。


では、Tirar la casa por la ventanaはどういう意味なのでしょうか?

金に糸目を付けない」です。

さらに、金に糸目を付けずに盛大なパーティーを開くという意味で使われることが多いです。

例文:
Anoche tiramos la casa por la ventana en la fiesta.
→昨晩のパーティーでは金に糸目を付けずに盛大に盛り上がった。

Tiré la casa por la ventana cuando compré mi nuevo coche.
→新しい車を買ったとき、私は金に糸目を付けなかった。


なぜ「窓から家を投げ捨てる」とお金を盛大に使う、という意味になるのか?

その由来は、19世紀に宝くじに当選した人が窓から家具を投げ捨てる風習があったことから来ていると言われています。

宝くじの当選金で家具を新しく買いそろえるから、古い家具はもう要らないというわけですね。


英語で同じような意味の慣用句として
"Push the boat out"
という表現があります。

こちらも盛大にお金を使うという意味ですが、
これはかつて人力で船を陸から海に押し出さなければならなかったときに、
多くの人の手を借りる必要があり、あとからお礼として手伝った人々に奢る風習があったことから来ているそうです。




メキシコ、ケレタロの寺院
SantaCruz-Queretaro.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://sigificadoyorigen.wordpress.com/2010/05/27/tirar-la-casa-por-la-ventana/
https://www.significados.com/tirar-la-casa-por-la-ventana/


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スペイン語の読み方:これさえわかればスペイン語が読める! [言語]

ここだけ押さえれば、誰でもスペイン語が読める、という読みのルールを紹介したいと思います。

スペイン語は基本的にローマ字読みなので読むには比較的とっつきやすいと思います。

ただ、英語では見ない記号が使われたりするので、
今日はそこのところを説明していきたいと思います。


ルールがわかれば読み方の例外はないので、読むだけなら英語や日本語よりもずっと簡単だと思います。

(英語は読み方のイレギュラーだらけですし、日本語は知らない漢字があると読めませんよね…)


最近スペイン語の慣用句を紹介しているので、
それらの発音も、問題なくできるようになります!



それでは説明していきます。




●文字の上の「´」マーク

これが、一番よく見るスペイン語と英語の一番の違いだと思います。

Acosté:横になった(過去形)
Película:映画
Tráfico:交通、交通渋滞
Águila:ワシ(鷲)

これらの単語についている記号です。

英語では使わないので、これがあるだけで見慣れない言語に見えてしまいますよね。

でもご安心ください!

全く難しいことはなく、これはアクセントを示しているだけです。

アクセントがある場所を強く発音する、または伸ばして発音する、と考えるだけでいいのです。

つまり上の3単語の発音は
Acosté:アコス、アコステー
Película:ペクラ、ペリークラ
Tráfico:トフィコ、トラーフィコ
となります。

スペイン語はすべての単語に一か所だけアクセントが付くと決まっていて、
その場所にもルールがあります。(単語の中で後ろから何個目の母音かで決まる)
しかし、そのルール通りの場所ではない単語も多く、それらの単語はアクセントの場所をアクセント記号「´」で示しているのです。

ただ、最初はそんな難しいことを考える必要はありません。

アクセント記号が出てきたら、「なんだこれ…」と思わずに
「そこにアクセントがあるんだ~」くらいの気持ちでいれば大丈夫です!

記号がないときのアクセントのルールは、また別の機会に説明するかもしれません。




●Nの上の「~」マーク

これもスペイン語ではよく見る記号です。

Compañero:同僚、同級生
Niño:男の子
Uña:爪

この記号はスペイン語では「N」の上にしか付きません。

これも難しいことはなく、ただ発音を「ny」にする記号です。

つまり、
Compañero:コンパニェロ
Niño:ニニョ
Uña:ウニャ
と発音します。




●英語と異なる発音

ここでは一般的なローマ字読みから異なる発音を紹介します。

箇条書きにすると多く感じますが、これらを知っていれば本当にスペイン語が読めてしまいます!

スペイン語の「h」→発音しない
 例)Huevo:卵 発音:ウエボ

スペイン語の「j」→英語の「h」の発音
 例)Japón:日本 発音:ハン (アクセント記号あり)

スペイン語の「Y」「LL」→英語の「j」「y」の発音
 例)Yo:わたし 発音:ジョ、ヨ
   Llorar:泣くこと 発音:ジョラール、ヨラール

※ これもスペイン語のおもしろいところなのですが、スペイン語圏の人は英語の「j」と「y」の発音の区別がつきません。つまり、「ジョ」も、「ヨ」も同じに聞こえるのです。「ジョとヨ、全然違うじゃん!」と思うかもしれませんが、日本人も「R」と「L」の区別がつかないですよね。英語圏、スペイン語圏では「R」と「L」は全く別の音で、彼らからすると「RとL、全然違うじゃん!」と思われているので、お互い様だと思ってください(笑)

スペイン語の「gue」→「ゲ」(グエではない)
 例)Hamburguesa:ハンバーガー 発音:アンブルゲサ(hは発音しない)

スペイン語の「gui」→「ギ」(グイではない)
 例)Águila:ワシ(鷲) 発音:ギラ(アクセント記号あり)

スペイン語の「RR」→巻き舌(日本語には英語にもない発音)
 例)Guitarra:ギター 発音:ギターrrラ(グイではなくギ)

※ 巻き舌は独特の発音で、日本人ではできない人が多いと思います。ただ、できない人もご安心ください!スペイン語圏の人でも巻き舌ができない人は一定数います。そんな人は、巻き舌せずに「R」を少しためてから発音するだけでOKです。感覚的には「rrラ」のような感じです。(伝わるかな…?)


ここまでわかれば、ほとんどのスペイン語はもう読めます!


↓↓ここから先は、知らなくてもそんなに困らないかな?と思います。


●母音の上の「・・」

Pingüino:ペンギン
Vergüenza:恥ずかしい

これらの単語に出てくる「ü」ですが、
まず言っておきたいのは、ほとんど見ることはありません!

ただ、出てくると「なにこれ??」とならないように一応知っておく程度でOKです。

上の単語の読みは
Pingüino:ピングイノ
Vergüenza:ベルグエンサ

気付きましたか?
上の④⑤では「gue」→「ゲ」、「gui」→「ギ」と説明しました。

そう、この「ü」は、そのルールを打ち消して
「güe」→「グエ」、「güi」→「グイ」と読むための記号です。

これがないと、④⑤のルールがあるため
「グエ」「グイ」と表記する方法がなくなってしまうわけです。

ただ、スペイン語でこれを使う単語は本当に少なく、
日常的に使うのは上の2単語くらいです。
(ペンギンが日常的に使う単語かも怪しいですよね…(笑))

人名ではたまに見かけることがあり、
サッカー、アルゼンチン代表のアグエロ選手は、
Agüeroと表記します。




●逆さまの「!」「?」

読み方には関係ないと言えますが、スペイン語の大きな特徴として「¡」「¿」があります。

¿Cuánto es? いくらですか? 発音:クント エス?

¡Estoy frito!  意味はこちら 発音:エストイ フリト!

のように、疑問文や感嘆文を囲んで使います。

スペイン語以外にも逆さまの「!」「?」を使う言語はあるのでしょうか?
ご存知の方がいればコメントで教えてください!

文法的にはこれが正しいのですが、他の言語にはないことや、面倒だから(?)か、スペイン語圏の人も逆さ記号を文頭に付けず、最後の「!」「?」を書くだけのことも多いです。




やはり、一気に説明すると結構ルールが多いですね。

ただ、ルールがあるからこそわかりやすい言語だと思います。

英語なんかは、ほぼ読み方のルールがないので、ほとんど暗記ですよね?

(through→スルー、though→ゾウ、tough→タフ、なんて、知らなければ絶対に読めない…)

それに比べたら、スペイン語はここのルールさえ知っていればどんな単語でも読めてしまうのです。


発音もローマ字読みで、日本語に似ている部分が多いので、学ぶには比較的簡単な言語だと思います!


ピピラの像、メキシコ・グアナフアト
pipila-guanajuato.jpg

タグ:スペイン語
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Estar fritoの意味、例文、由来(Quedarse frito) [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介します!

他のスペイン語の慣用句はこちら
少しずつ、増やしているところです!

今回は"Estar frito"という表現。

たった2単語という、慣用句としては最もシンプル(?)な構成でしょうか。

文字通りの意味は、「フライにされている(揚げられている)」という感じです。

日本語では使わないですが、英語では同じような表現がありますね。

Estarは、英語の「be」動詞です。
※ スペイン語は「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
Fritoは、動詞「freír:揚げる」が変化した形で、「揚がった」「揚げられた」という意味です。

つまり直訳すると「Estar frito」で「揚げられた状態」となります。


では、Estar fritoはどういう意味なのか?

これはいくつかの意味があり、
①「窮地に立たされる、絶望的
②「飽きてしまう
③「寝てしまう
④「うんざりする
という意味で使う表現です。

使い分けですが、②と③に関しては、
②の意味では、「aburrimiento:飽きること」を足して、
Estoy frito de aburrimiento.
③の意味では、「Quedarse:残る、留まる、他」という動詞を使い、
Quedarse frito.
と使うことが多いです。

ただ、そのまま使って①~④どれかを意味することもあるので、
その時は文脈で判断するしかないですね。


例文:①の意味
Llegaré tarde a la entrevista por el tráfico. ¡Estoy frito!
→渋滞で面接に遅れてしまう。もう絶望的だ!

例文:②の意味
No me gusta esta película. Estoy frito de aburrimiento.
→この映画は僕の好みではない。飽きてしまった。

例文:③の意味
Anoche me acosté y me quedé frito.
→昨晩は横になったら寝てしまった。

例文:④の意味
Otra vez mis compañeros del cuarto no han limpiado el baño. Ya estoy frito de vivir con ellos.
→またルームメイトたちはトイレを掃除していない。彼らと暮らすのはもううんざりだ。


由来は、なんとなくしかわからないのですが、揚げる(フライにする)と料理が仕上がるということで
「動かなくなる」「終わる」というような意味を持たせるためと思われます。

料理の意味を人に使うのは、日本語ではあまりないかな、と思うのですが
欧米の言語ではよくあるのかもしれません。


英語でも、今回の慣用句と全く同じ
「I'm fried」という表現で、
「とても疲れている」という意味で使います。

これは④番の意味と対応していますよね。



口づけの小径(Callejón del Beso)、メキシコ・グアナフアト
callejondebeso.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://rioplatofonia.wordpress.com/tag/estar-frito/
https://spanishparaguiris.wordpress.com/2015/02/08/frito-quedarse-frito-estar-frito/


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Tener la espina clavadaの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。

他のスペイン語の慣用句はこちら
まだまだ少ないですが、随時更新中です!

今回は"Tener la espina clavada"という表現。

これは、日本語にも似た表現がある気がします。

直訳の意味は、「刺さったトゲがある」という感じです。

Tenerは「持つ」「保持する」というような意味の動詞。
Laは、これまでも何度も出ていますが、
英語の「the」と同じように使われる冠詞で、女性名詞用です。
 後の単語「espina」は女性名詞なので「la」をつけます。
 後の単語が男性名詞の場合は「el」を使うことになります。
Espinaは「トゲ」という意味の単語。
 他にも、「魚の小骨」「背骨」などの意味もあります。
Clavadaは動詞「clavar」が変化した形で、前のespinaを修飾して「刺さった」という意味です。
 つまり「Espina clavada」で「刺さったトゲ」となります。
 動詞Clavarの意味は「突き刺す」「釘を刺す」などがあります。


では、Tener la espina clavadaの意味は・・・

悩みの種がある」「心にしこりが残る」というような意味です。

例文:
Luis tiene la espina clavada por este negocio.
→このビジネスはルイスにとって悩みのタネになっている。

El futbolista tiene la espina clavada de haber fallado el gol en el partido del torneo del año pasado.
→そのサッカー選手は去年のトーナメントでゴールを外したことで心のしこりが残っている。


由来は、小さなトゲが刺さってなかなか抜けないとなんだか気になる・・・という状態からです。

日本語の「心にしこりがある」とほとんど同じですよね。
もっと近い表現だと、「のどに小骨がひっかかったような気持ち」なんて言うこともあるでしょうか?

実はスペイン語でも、「corazón(心)」や「garganta(のど)」という表現を付け足して、

Tener la espina clavada en el corazón
→「心にトゲが刺さっている」

Tener la espina clavada en la garganta
→「のどにトゲが刺さっている」

ということもあります。
まったく違う文化圏でも、表現が似てくるのは面白いですね~。


英語でも、同じような表現として、
「To have a thorn in the side (flesh)」:脇腹(身)にトゲが刺さっている。
「To have a pain in the butt」:お尻に痛みがある。(口語的)
などで「悩みのタネがある」と言ったりします。



グアナフアト大学、メキシコ・グアナフアトにて
UdeGuanajuato.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.linguee.com/spanish-english/translation/tener+una+espinita+clavada.html
https://forum.wordreference.com/threads/tener-una-espina-clavada.83167/

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Empezar la casa por el tejadoの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

スペイン語の慣用句、第三弾。

他のスペイン語の慣用句はこちら
まだ少ししか書いてませんが・・・。
慣用句は探せばいくらでもありますね~。

今回は"Empezar la casa por el tejado"という言い方。

今回は、直訳の意味がわかれば簡単かもしれません。

直訳の意味は、「家を屋根から始める」。

Empezarは「始める」という意味の動詞です。
Laは英語の「the」と同じように使われる冠詞で、女性名詞用です。
 後の「casa」は女性名詞なので「la」をつけるわけです。
Casaは「家」という意味の単語。
Porは英語の「for」「from」「by」のように使われ、今回は「~から」と訳します。
Elは、Laと同じで英語の「the」のように使われる冠詞で、男性名詞用です。
 後にくる「tejado」が男性名詞なので「el」が使われます。
Tejadoは「屋根」。


Empezar la casa por el tejadoの意味は・・・

順番がめちゃくちゃ」です。

例文:
Juan compró un coche antes de obtener su licencia de conducir. Él empezó la casa por el tejado!
→フアンは免許を取る前に車を買った。順番がめちゃくちゃだ!


由来は、わかりやすいと思いますが、家は屋根から作らないことからですね。
普通は基盤から上に作っていきますよね。

建築に詳しいわけではないのですが、さすがに屋根から作る工法はないのでしょうか?


日本語で似た意味の慣用句として、日常ではあまり使わないかもしれませんが、

馬も買わずに鞍(くら)を買う

というのがありますね。

鞍は馬に合わせて買うものなので、順序がばらばらという意味になります。



ディエゴ・リベラ博物館、メキシコ・グアナフアトにて
MuseodeDiegoRivera.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
http://hablaele.com/?p=3188
https://www.spanishpodcast.net/casa-tejado/

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ボリビアのけんか祭りティンク:なぜ殴り合うのか?由来や意味。 [ニュース]

本日気になったニュース

南米の文化紹介、ということで

今日はボリビアの喧嘩祭り
ティンク
を紹介したいと思います。



Yahooニュースで取り上げられていて、

「ボリビアのけんか祭り」
素手で戦い、流血する人もいる
「警察が催涙ガスを使って最後まで戦わせてくれない」

と書かれています。

これだけだと野蛮な祭り・・・?と
思ってしまいそうなので
もう少し詳細を紹介しようと思います。



●派手な衣装と踊り、文化としての喧嘩


アンデス文化から受け継がれているティンク。

大地の神パチャママに戦う戦士の血を捧げる儀式ですが、
もともとは川の使用権を争っていた部族の争いを
年に一度と取り決めたことと言われています。


現代では派手な衣装と陽気な踊りで盛り上げ、

喧嘩のときも審判や警察がいて大事に至らない配慮がされています。

tinku.jpg

かつては石やガラスで殴ったり、それらを投げたりもありましたが、
現在では禁止されていて、違反行為には罰金が科せられます。

※ ただし、都市部から離れた部族などでは今でもこの限りではなく、本気の喧嘩があるようですので注意・・・。


毎年5月2日と3日に渡ってボリビアのポトシ県を中心に行われ、

マチャという町の祭りは最大規模で、観光客も訪れます。


「Tinku」と綴るので、
発音は英語の「tink」のようにkで終わるのではなく
最後の「ク」もしっかり発音します。

ティンクの意味は、
今でも南アメリカで使われているケチュア語族で
出会い」。

ケチュア語族のひとつであるアイマラ語では
「攻撃」というような意味もあります。



このように文化的な祭りではありますが、
やはり喧嘩祭りなので危険は伴います。

最終的には乱闘のようになるため、
だいたいは警察が介入して民衆を引き離すようです。



危険で野蛮だという指摘もあります。

個人的には、
これも西洋の人権尊重の考え方と

アンデス文化をはじめとする中南米の、
犠牲による自然・神との関わりを尊重する世界観との

価値観の衝突と捉えることもできるのかなと思っています。


もちろん弱いものを虐げる暴力は良くないですが、
歴史的に西洋的な価値観を押しつけてきたことが
現代でも世界のいろんなところに歪みを生んでいるケースは多いと言えます。


文化は尊重すべきですが、
どこまでが文化で、どこからが暴力なのか、
線引きするのは非常に難しいと思っています。

少なくとも、自分の価値観を押しつける前に
相手を知る、理解するということは大事なのではと考えています。



参考ページ(英語/スペイン語)
https://info.handicraft-bolivia.com/-Tinku-Origins-and-ritual-transformations-a502-sm116
https://es.wikipedia.org/wiki/Tinku

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Ser uña y carneはどういう意味?由来も。 [スペイン語の慣用句]


スペイン語の慣用句、かなり反響があったので気を良くして早速第二弾・・・(笑)

今回は"Ser uña y carne"という表現。

そのままの意味だと、「爪と肉」。

これだけでわかる人はいないかな・・・?

Serは英語の「be」動詞です。
※ 前回紹介したEstarもbe動詞。スペイン語はbe動詞が二つあります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(前回の怒っている状態など)、
  Serは変化しない状態を指すことが多いです。
Uñaは「爪」という意味。ñaは、「ニャ」と発音するので、「ウニャ」と読みます。
yは英語の「and」「と」という意味です。
Carneは「肉」で、この表現では爪の下の指の肉を指します。

では、Ser uña y carneはどういう意味でしょう?

これは「とても仲が良い」という意味です。

例文:
Olga y Ana son uña y carne, nunca se separan.
→オルガとアナはとても仲が良く、いつも一緒にいる(直訳: 離れることがない)。

由来は、爪と指の肉がいつもくっついていて離れることがないことからです。

「爪と肉」と聞くと一瞬怖い意味かな?と思いますが、
以外にもほっこりする意味の慣用句です(笑)



また、「仲が良い」という意味から派生して、「切っても切り離せない関係」という意味で使われることもあります。

例文:
Donald Trump y la polémica son uña y carne.
→ドナルド・トランプと論争は切っても切り離せない関係だ。

最初の参考ページから拝借した例文ですが、トランプ大統領が何かする度に論争が起こる、ということですね。

彼は特にメキシコ相手に厳しい政策を進めていますから、ラテンアメリカ諸国からの注目はかなり高いと言えます。



メキシコ料理、サン・ミゲルにて
lunch-sanmiguel.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.spanishpodcast.net/una-y-carne/
https://expresionesyrefranes.com/2007/10/18/ser-una-y-carne/

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