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Estar entre la espada y la paredの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句の紹介です。

他のスペイン語の慣用句はこちら
慣用句は探せばいくらでもありますね~。

今日の表現は、"Estar entre la espada y la pared"。
スペイン語で使われる慣用句です。

文字通りの意味だと、「剣と壁の間に」です。

ここからでも、なんとなく意味がわかるかも・・・?

Estarは英語の「be」動詞です。
※ もうおなじみかもしれませんが、スペイン語は
 「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
Entreは英語の「between」と同じで、「間に」という意味の単語です。
Laは英語の「the」と同じで、女性名詞用の冠詞です。
 後の単語が女性名詞なら「La」、男性名詞なら「El」を使うと決まっています。
Espadaは「剣」という意味の女性名詞。
Paredは「壁」という意味の女性名詞です。
 剣なんていかにも男性名詞になりそうなものですが、女性名詞なのです。
 どんな単語が女性名詞で、どんな単語が男性名詞になるのかは、ほぼランダムだと思います。
 ある程度のルールがあるかもしれませんが、暗記してしまった方が早い気がします。
 「-a」で終わる単語はほとんど女性名詞で、「-o」で終わる単語はほとんど男性名詞です。
 (ほとんどと言っているのは、例外もあるからです・・・。)

では、Estar entre la espada y la paredはどういう意味なのでしょうか?

絶体絶命」、「とても難しい状況」というような意味です。


説明なしでも、なんとなく状況はわかるかもしれませんね。

由来は、剣を使った決闘で劣勢に立たされて後退し、後ろには壁があるところまで追い詰められ、前には相手の剣が迫っている、という状況からです。

中世のヨーロッパらしい慣用句ですよね。


例文:
Mi esposa se enoja si llego tarde después del trabajo… y mi jefe dice que hoy tengo que trabajar una hora más. ¡Estoy entre la espada y la pared!
→私の夫は帰りが遅いと怒ってしまう・・・。でも今日は上司に遅くまで働くよう言われている。どうすればいいのでしょう!


日本では似たような状況を表す「背水の陣」という言葉がありますよね。

ただ、背水の陣は難しい状況であることに加えて、目前の困難に立ち向かう覚悟も意味に含んでいます。

「Estar entre la espada y la pared」は、逃げ場のない状況だが、目前の剣に立ち向かっていこう、という意味はあまりなく、「どうすればいいんだ」というように使うことが多いです。

こう考えると「背水の陣」という言葉は日本の武士道精神のようなものが感じられる表現といえますね。


南米グアテマラ、アンティグア
antigua-guatemala.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.academia.andaluza.net/practicar/estar-entre-la-espada-y-la-pared/
https://www.ui1.es/blog-ui1/del-dicho-al-hecho-historico-de-donde-viene-la-expresion-entre-la-espada-y-la-pared



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