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Con la soga al cuelloの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。

他のスペイン語の慣用句はこちら
まだまだ少ないですが、随時更新中です!

今回は"Con la soga al cuello"という表現。

直訳の意味は、「首に縄がある」です。

怖そうな言葉ですが、意味も大体想像通りだと思います・・・。


Conは「~と」というような意味の動詞。英語の「with」と同じです。
 ここでは縄が首と一緒にある、というような表現になります。
Laは、これまでも出ていますが、
英語の「the」と同じように使われる冠詞で、女性名詞用です。
 後の単語「soga」は女性名詞なので「la」をつけます。
 後の単語が男性名詞の場合は「el」を使うことになります。
Sogaは「縄」「ロープ」という意味の単語。
alは「a」と「el」がつながった単語です。
 「a」は英語の「to」と同じで、「~に」という意味です。
 「el」は上の「la」と同じ冠詞ですが、男性名詞の前で使います。
 後の「cuello」は男性名詞なので「el」を使います。
 文法的に「a el」と連続するときは「al」と変わります。
 始めは慣れないかもしれませんが、なぜこうするのかというと、
 多分単純に言いやすいからだと思います(笑)
Cuelloは「首」という意味の単語です。


では、Con la soga al cuelloの意味は・・・

絶体絶命」「とてもまずい状況」というような意味です。

TenerやEstarといった動詞と使われることが多いです。
Tenerは「持つ」「保持する」というような意味の動詞。
Estarは英語の「be」動詞です。
※ もうおなじみかもしれませんが、スペイン語は
 「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。


例文:
Mañana tengo examen pero no estudié nada. ¡Estoy con la soga al cuello!
→明日は試験だけど何も勉強していない。もうだめだ!

Creo que mi jefe quiere despedirme. Siento que tengo la soga al cuello.
→上司は私を解雇しようとしていると思う。首に縄をかけられている気分だ。


由来は、昔犯罪者が死刑になるとき、縄で首を吊られていたからです。

以前にも同じような意味で、Estar entre la espada y la paredという慣用句がありましたよね。
こちらは、「剣で壁に追いやられているような気分」という表現でした。

やはり、絶体絶命のピンチ、という状況を示す表現は、ちょっと物騒なものが多いですね。


グアナフアト大学、メキシコ・グアナフアトにて
UdeGuanajuato.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://forum.wordreference.com/threads/tener-la-soga-al-cuello.1071933/
https://sigificadoyorigen.wordpress.com/2010/04/19/con-la-soga-al-cuello/

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Estar piripiの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

お久しぶりです。今日もスペイン語の慣用句の紹介です。

他のスペイン語の慣用句はこちら

今日は、慣用句と言うより、ほぼ単語といえるかもしれません。

今日の表現は、"Estar piripi"。

発音は、Estarの「a」と、piripiの二つ目のiにアクセントがあり、
エスール ピーピ
というような感じです。

Estarはおなじみ、英語の「be」動詞です。
※ スペイン語は「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
Piripiは、「少し酔っ払っている」という意味です。


なので、そのままですが、Estar piripiの意味は・・・

ちょっと酔っ払っている」です。


発音が、日本語の若者言葉「パリピ」に似ているので、おもしろいですよね。
「パリピ」は英語の「Party People」⇒「パーリーピーポー」を略したものですが、
もちろん英語圏で言っても通じません。

ですが、スペイン語の「piripi」と発音も意味(?)も似ているのは、
なんとなく言語の面白さを感じませんか?(笑)


ただ、この表現のポイントは「ちょっと」の部分です。

つまり、Estar piripiは、完全に酔っ払っているわけではないのです。

日本語で言うと「ほろ酔い」のような感じでしょうか。


例文:
Con una copa de vino ya estoy piripi.
→ワインを一杯飲んだだけでほろ酔い気分だ。

Anoche estaba piripi y dije muchas tonterías.
→昨晩はちょっと寄っていて、冗談をたくさん言ってしまった。



口づけの小径(Callejón del Beso)、メキシコ・グアナフアト
callejondebeso.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://forum.wordreference.com/threads/estar-piripi.1211174/
https://es.thefreedictionary.com/piripi
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Tener sangre azul, Buscar el príncipe azulの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。
色を使ったシンプルで面白い慣用句です。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です!

今回は"Tener sangre azul"という表現。

そのままの意味だと、「青い血を持つ」ですが、どんな意味でしょうか・・・。
宇宙人??と思ってしまいますが、違います(笑)

Tenerは「持つ」「保持する」というような意味の動詞。
Sangreは「血」。
Azulは色の「青」です。

では、Tener sangre azulとはどういう意味なのか?

なんと、「高貴な家系の人」という意味です。

なぜ「血が青い」と「高貴な家系」、という意味になるのか?

由来には諸説あるようです。
一説は、農民などの一般人が外で働くのに対して、高貴な家系の者は屋内にいたり、日傘をさしていたため、肌が白く、静脈の青色が透けて見えたため、という説です。
もう一つの説は、高貴な人の気高さを空の色に例えて言ったという説です。

由来を聞くとなるほど、と思うかもしれませんが、日本語で「青い血」なんて言うとちょっと気味が悪い気がしてしまいますよね。

高貴な家系と、良い意味で使うこともあると思いますが、現代では、お金持ちでちょっと鼻につくような、ネガティブな意味でこの慣用句が使われることが多いと思います。


関連する表現として、「"Buscar el príncipe azul"」というものがあります。

Buscarは「探す」という動詞。
elは英語の「the」と同じように使われる冠詞で、男性名詞の前で使います。
Príncipeは「王子様」。英語のPrinceと同じ意味です。
Azulは先ほども出てきた「青」。

青い王子様を探す」という直訳になりますが、
その意味は「完璧な男性を探す」という意味です。

青い血を持つ王子様ということで、日本語で言う「白馬の王子様」のような意味になるわけです。


例文:
Ella busca el el príncipe azul por muchos años.
→彼女はもう何年も完璧な男性を探している。

¿Por qué no quieres comer en un restaurante barato? ¿Tienes sangre azul?
→安いレストランで外食したくないなんて、君は高貴な家の人なのかい?



メキシコ、グアナファト
TeatroJuarez.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://culturizando.com/se-dice-los-reyes-tienen-sangre-azul/
https://blogs.20minutos.es/yaestaellistoquetodolosabe/tag/tener-la-sangre-azul/
https://www.happylanguages.co.uk/spanish-idiom-tener-sangre-azul/
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Estar entre la espada y la paredの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句の紹介です。

他のスペイン語の慣用句はこちら
慣用句は探せばいくらでもありますね~。

今日の表現は、"Estar entre la espada y la pared"。
スペイン語で使われる慣用句です。

文字通りの意味だと、「剣と壁の間に」です。

ここからでも、なんとなく意味がわかるかも・・・?

Estarは英語の「be」動詞です。
※ もうおなじみかもしれませんが、スペイン語は
 「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
Entreは英語の「between」と同じで、「間に」という意味の単語です。
Laは英語の「the」と同じで、女性名詞用の冠詞です。
 後の単語が女性名詞なら「La」、男性名詞なら「El」を使うと決まっています。
Espadaは「剣」という意味の女性名詞。
Paredは「壁」という意味の女性名詞です。
 剣なんていかにも男性名詞になりそうなものですが、女性名詞なのです。
 どんな単語が女性名詞で、どんな単語が男性名詞になるのかは、ほぼランダムだと思います。
 ある程度のルールがあるかもしれませんが、暗記してしまった方が早い気がします。
 「-a」で終わる単語はほとんど女性名詞で、「-o」で終わる単語はほとんど男性名詞です。
 (ほとんどと言っているのは、例外もあるからです・・・。)

では、Estar entre la espada y la paredはどういう意味なのでしょうか?

絶体絶命」、「とても難しい状況」というような意味です。


説明なしでも、なんとなく状況はわかるかもしれませんね。

由来は、剣を使った決闘で劣勢に立たされて後退し、後ろには壁があるところまで追い詰められ、前には相手の剣が迫っている、という状況からです。

中世のヨーロッパらしい慣用句ですよね。


例文:
Mi esposa se enoja si llego tarde después del trabajo… y mi jefe dice que hoy tengo que trabajar una hora más. ¡Estoy entre la espada y la pared!
→私の夫は帰りが遅いと怒ってしまう・・・。でも今日は上司に遅くまで働くよう言われている。どうすればいいのでしょう!


日本では似たような状況を表す「背水の陣」という言葉がありますよね。

ただ、背水の陣は難しい状況であることに加えて、目前の困難に立ち向かう覚悟も意味に含んでいます。

「Estar entre la espada y la pared」は、逃げ場のない状況だが、目前の剣に立ち向かっていこう、という意味はあまりなく、「どうすればいいんだ」というように使うことが多いです。

こう考えると「背水の陣」という言葉は日本の武士道精神のようなものが感じられる表現といえますね。


南米グアテマラ、アンティグア
antigua-guatemala.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.academia.andaluza.net/practicar/estar-entre-la-espada-y-la-pared/
https://www.ui1.es/blog-ui1/del-dicho-al-hecho-historico-de-donde-viene-la-expresion-entre-la-espada-y-la-pared

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Meter la pataの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新しています。


今回は"Meter la pata"という言葉。
体の部位を使った慣用句です。

文字通りの意味だと、「足を入れる、足を突っ込む」。

なんとな~く、わかるかも・・・という感じではないでしょうか。

Meterは「入れる」という意味の動詞。
Laは英語の「the」と同じで、女性名詞用の冠詞です。
Pataは「足」という意味。これが女性名詞なので、前の「la」は女性名詞用の冠詞になっています。


では、Meter la pataはどういう意味なのでしょうか?

これは、
失敗する」「失言をする」という意味です。

例文:
He metido la pata con Pedro. Le he preguntado cómo estaba su perro y resulta que murió la semana pasada.
→ペドロとの会話で失敗してしまった。彼の犬が元気か聞いたら、先週亡くなっていたそうだ。


この表現の由来は、いくつか説があります。

わかりやすい説は、動物が狩りの罠に引っかかることを示していて、足を踏み入れると作動する罠にはまると捕まってしまうことから来ているというものです。

もう一つ、興味深い説は、「Mentar a Pateta」という全く別の表現がなまって、言いやすくなったのが「Meter la pata」であるというものです。Mentarは「言及する」、「a」は「~に」、Patetaはスペインの口語で「悪魔」を表す方言です。つまり「Mentar a Pateta」は「悪魔の名を言う」というような表現で、なにか悪いことをしてしまう、という雰囲気は十分ですね・・・。


日本語でも、「足を洗う」「首を突っ込む」など、体の部位を使った慣用句は多いですよね。

ちなみに、同じ意味で「Meter la gamba」と言う人もいます。Gambaとは、エビ。
こちらの由来は、はっきりしていません(笑)


メキシコ、ケレタロの寺院
SantaCruz-Queretaro.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://blogs.20minutos.es/yaestaellistoquetodolosabe/cual-es-el-origen-de-la-expresion-meter-la-pata/
https://www.spanishcoursespain-valencia.com/meter-la-pata/
http://hablaele.com/?p=2395

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Ser del año de la peraの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介。
食べ物を使った、面白い表現です。

どの言語でも食べ物を使った慣用句は多いですよね。
(棚からぼた餅:たなぼた、朝飯前、油を売る、などなど・・・)

スペイン語でも、この前紹介したSer pan comidoや、Ir al granoがあります。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です。


今回の表現は、"Ser del año de la pera"というもの。

直訳は、「梨の年齢である(?)」。

これは難解ですね・・・。

意味は分からなくても、スペインでも梨を食べるということはわかりますね(笑)
日本の梨とは少し違う洋梨ですが。

Ser del año de la peraの意味は・・・

古い」、「時代遅れ」、「年配の方」などという意味です!

由来は下のほうで・・・。
今回は長めの慣用句ですが、それぞれの単語は難しくないので、ひとつひとつ見ていきましょう。

Serは英語の「be」動詞です。
※ もうおなじみかもしれませんが、スペイン語は
 「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
delは「de」と「el」がつながった単語です。
 「de」は英語の「of」「from」と同じで、ここでは「of」「~の」という意味です。
 「el」は英語の「the」と同じように使われる冠詞で、男性名詞の前で使います。
 後の「año」は男性名詞なので「el」を使います。
 文法的に「de el」と連続するときは「del」と変わります。
 Ir al granoの「al」と同じです。
 「de el」よりも「del」とつなげたほうが言いやすいですよね。
Añoは、「年」「年齢」という意味。
 発音は「ñ」があるので「アニョ」です。参考:スペイン語の読み方
laは、上の「del」の中の「el」と対をなす冠詞。
 英語の「the」と同じですが、女性名詞の前で使います。
 後の「pera」は女性名詞なので「la」を使います。
Peraは「梨」です。英語の「Pear」と似ていますよね。


例文①:
Esa canción es del año de la pera.
→その歌はとても古い。

例文②:
No te pongas esa camisa. ¡Es del año de la pera!
→そのシャツを着ないほうがいいよ。とても時代遅れだ!


この表現はスペイン語圏でよく使われていますが、由来ははっきりとわかっていないようです。

なぜ「りんごの年」などではなく「梨の年」なのか?

一説によると、元々は“del año de la polca”と言っていたのが変化したのが由来と言われています。

Polca=ポルカは、聞いたことがある方もいると思いますが、チェコのボヘミア地方のダンスです。
1830~1840年ごろにヨーロッパで大流行し、スペインにも広まっていました。
その後、はやりが廃れると、古いものに対して
“del año de la polca”=「ポルカの時代のものだ」
と言うようになり、それがなまって“del año de la pera”となったと言われています。


メキシコ・グアナファトの壁画 アロンディガ・デ・グラナディータス(Alhóndiga de Granaditas)
Alhondiga.jpg

参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.happylanguages.co.uk/ser-del-ano-de-la-pera-in-spanish/
http://www.cuandoerachamo.com/el-ano-de-la-pera

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Ir al granoの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介したいと思います。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です!

今回は"Ir al grano"という表現。

そのままの意味だと、「粒に行く」というような意味になるでしょうか。

Irは「行く」という意味の動詞です。
 この動詞は活用(単語の形の変化)が変則的な動詞です。
 だいたいの動詞は活用しても単語の初めの部分は変化しません。
 (買う=Comprar などは、compré, compró, compramos など、始めの部分は不変)
 しかし、行く=Ir は、Voy, va, fui, iré などと変則的に変化します。いつか詳しく説明したいです!
alは「a」と「el」がつながった単語です。
 「a」は英語の「to」と同じで、「~に」という意味です。
 「el」英語の「the」と同じように使われる冠詞で、男性名詞の前で使います。
 後の「grano」は男性名詞なので「el」を使います。
 文法的に「a el」と連続するときは「al」と変わります。
 始めはちょっと変則的に思うかもしれませんが、なぜこうするのかというと、
 多分単純に言いやすいからだと思います(笑)
Granoは「粒」「穀物」という意味の単語です。


Ir al granoの意味は・・・

本題に入る」「核心を突く」というような意味です。

例文①:
Él siempre va al grano directamente.
→彼はいつもすぐに本題に入る。

No tememos mucho tiempo por eso vamos al grano.
→時間があまりないので本題に入りましょう。


由来は、昔から人は穀物を脱穀して、長期保存できる状態にします。
スペインのお米や南米のトウモロコシも、ワラや草の部分を脱穀で除いて実だけにしていました。

そこから、穀物の実が大事な部分ということで、話の「実」の部分にを話すという
Ir al granoという表現になりました。



日本語では同じ意味の慣用句として「単刀直入」という表現がありますよね。

語源は中国・宋の時代の書物らしく、敵陣に一振りの刀で単独切り込んでいくことなのだそうです。

考えてみると、「単刀直入」というのはちょっと物騒な表現ですよね(笑)


ディエゴ・リベラ博物館、メキシコ・グアナフアトにて
MuseodeDiegoRivera.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://blogs.20minutos.es/yaestaellistoquetodolosabe/de-donde-surge-la-expresion-ir-al-grano-para-referirse-a-algo-rapido-y-conciso/
https://expresionesyrefranes.com/2007/01/22/ir-al-grano/

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Estar como una cabraの意味、例文、由来 [スペイン語の慣用句]

今日もスペイン語の慣用句を紹介します!

他のスペイン語の慣用句はこちら
少しずつ、増やしているところです。

今回は"Estar como una cabra"という表現。

そのままですと、「ヤギのよう」という意味です。

日本語ではあまりヤギを使う慣用句はないでしょうか…?
パッと思いつくものはないかな、と思います。

Estarは、英語の「be」動詞です。
※ スペイン語は「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
Comoは、英語の「like」と同じ使い方で、「のような」という意味です。
  ここで注意なのが、「Cómo」とアクセントマークがつく場合、
  「どうやって」という意味になります。
Unaは英語の「a」と同じように使われる冠詞です。
  スペイン語には女性名詞と男性名詞があり、
  後にくる名詞が女性名詞なら「una」、
  後にくる名詞が男性名詞なら「un」を使います。
Cabraは「やぎ」です。
  Cabraは女性名詞なので、前に付く冠詞は「una」なのです。
  「a」で終わる名詞はだいたい女性名詞で、
  「o」で終わる名詞はだいたい男性名詞です。
  (例外もあるのですが・・・。)


では、Estar como una cabraはどういう意味なのでしょうか?

「おかしい」「ちょっと変だ」「エキセントリックだ」というような意味で使う表現です。

悪い意味というよりは、面白おかしく使うことが多いです。

例文:
Esta noche estás como una cabra.
→今夜の君はちょっとクレイジーだね。

例文:
Se bañó en el río en invierno, ¡está como una cabra!
→冬に川遊びするなんて、おかしいんじゃないのか?


Estar como una cabraの由来は、ヤギの子供がある程度育った時、母親のもとを離れて迷子になってしまうことが多いからだとか。
それに対して、羊は母親から離れることができるようになっても群れに着いていくのだそうです。


口づけの小径(Callejón del Beso)、メキシコ・グアナフアト
callejondebeso.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.citylifemadrid.com/odd-spanish-expressions-estar-como-una-cabra/
http://cajondesastre-ulc.blogspot.com/2012/04/origen-de-la-frase-estar-como-una-cabra.html
http://blog.spanishcourseinspain.com/estar-como-una-cabra/


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Ser pan comidoの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

スペイン語の慣用句を紹介します。
前回から大分時間が経ってしまいました…。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です。


"Ser pan comido"という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
スペイン語で使われる慣用句です。

そのままの意味だと、「食べられたパンである(?)」。

ちょっと直訳は難しいですが・・・

そう、パンというのはスペイン語なのです。

Serは英語の「be」動詞です。
※ スペイン語は「Ser」と「Estar」の二つのbe動詞があります。
  使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
  Estarは変化する状態(いる場所、気分など)、
  Serは変化しない状態(名前、人種など)を指すことが多いです。
Panは、そのまま「パン」です。英語では「Bread」なので、アメリカで「パン」と言っても全く通じませんが、スペイン語圏で「パン」と言えば通じますよ。
Comidoは、動詞「Comer:食べる」が変化した形で、「食べた」「食べられた」という意味です。

では、Ser pan comidoはどういう意味でしょう?

これは「とても簡単」という意味です。

例文:
Éste trabajo es pan comido..
→この仕事はとても簡単だ。

英語では、"Piece of cake"という同じ意味の言葉がありますよね。

Ser pan comidoの由来は、昔からパンというのは西洋の食卓に欠かせないもので、もっとも簡単に手に入るものだったからです。

日本ではパンは欧米から入ってきた文化ですが、聖書にも出てくるくらいですから、パンの歴史はとても古いです。

他にもパンが出てくる慣用句はスペイン語にたくさんあるので、徐々に紹介していければと思います。


メキシコ料理、サン・ミゲルにて
lunch-sanmiguel.jpg


参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.citylifemadrid.com/odd-spanish-expressions-ser-pan-comido/
https://expresionesyrefranes.com/2007/09/19/ser-pan-comido/

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Rizar el rizoの意味、由来、例文 [スペイン語の慣用句]

スペイン語の慣用句を紹介します。

他のスペイン語の慣用句はこちら
随時更新中です!


"Rizar el rizo"って聞いたことありますか?
スペイン語で使われる慣用句です。

そのまま読むと、「曲がっているものを曲げる」というような感じでしょうか。

Rizarは「曲げる」「カールさせる」というような意味の動詞。
Rizoは「曲げたもの」「カール」「水面のさざ波」といった意味があります。

例えば、髪の毛をカールさせる、とか、飛行機の曲芸飛行で輪を描く、といった表現で使われます。
Ella siempre riza el cabello de su hermana menor con un rizador.
→彼女はいつも妹の髪をヘアアイロンでカールさせる。
El piloto hizo un rizo por su avión.
→パイロットは飛行機で輪を描いた。

では、Rizar el rizoとはどういう意味でしょうか?

実は主に二つの意味で使われることが多いです。

1. 何かを成し遂げて良いものをさらに良くすること。
2. 複雑なものをもっと複雑にしてしまうこと。

曲がっているものを曲げる、
つまり、極端なことをするという感じはわかりやすいですね。
しかし、良い意味と悪い意味の両方があるのは面白いですね。

1番目の意味は、英語の"To top it off"とほとんど同じです。
すでに結果を出している人がもっとすごい結果を出したり、評価されるような時に使います。
例文:
Leonardo DiCaprio recibió el Óscar para rizar el riso en su profesión de actor.
→レオナルド・ディカプリオはアカデミー賞を受賞したことで役者人生の成功をより大きなものにした。

2番目のほうは、ちょっとネガティブな意味で使います。
必要以上に複雑に考えて混乱してしまう、大げさにしてしまう、というような感じでしょうか。
例文:
Ir al abogado por una pelea pequeña es rizar el rizo.
→ちょっとした口げんかで弁護士を呼ぶのは大げさだ。

実はもう一つ意味があり、英語のLoop-the-loopと同じです。
これは、上のrizoの例文でも使ってしまいましたが、曲芸飛行でループを描く技のことです。


同じ慣用句でほぼ正反対の意味があるのは困りそうですね。
やはりそこは文脈や、会話なら言い方などから意味を読み取るしかないですね。

会話の中でさらっと使えたらかっこいいと思います!



グアテマラ、アティトラン湖
atitlan-guatemala.jpg



参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.academia.andaluza.net/practicar/la-frase-de-la-semana/significa-la-expresion-rizar-rizo/
https://expresionesyrefranes.com/2007/07/19/rizar-el-rizo/
https://fraseomania.blogspot.com/2017/02/rizar-el-rizo.html


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